会長挨拶
私たちの周囲には大小様々な看板があります。
その歴史をひも解きますと、店の軒下に商品を吊るして目印にしたのが始まりだと言われています。
経済発展と共に看板は小さなものから大規模なものまで幅広く普及しました。
夜間の表示のために、看板をランプで照らす方法や内部に照明を入れた行灯看板などが考案されました。行灯看板の表示面にはガラスが使われ、裏側にタンポで顔料を塗布して文字や柄を表現していました。
これらの看板はその長い歴史の中でずっと手造りの一品製作でした。
それが昭和30年代にプラスチック成型による大量生産が可能になり、看板の歴史が一気に塗り替えられたのです。
チェーン展開をする様々な業種の店舗、銀行、オフィス、一般商店、ビルの大型サインまで、ほとんどのサインにプラスチックは欠かせない素材となりました。
新しく世の中に登場したプラスチック看板の製造会社と、取付けをする工事会社がネットワークを組んで1968年に全国組織として結成されたのが日本プラスチック広告協会(当協会の旧名称)です。
日本プラスチックサイン協会(JPA)は、メーカーと工事会社によって構成される唯一の組織であり、その強みを生かして広告主の皆様に満足して頂けると共に、業界も発展できるものと考えます。
現代の看板では、照明の光源として新たにLEDが実用化され、次世代の光源としては有機ELが注目されるなど日々技術革新が進んでいます。
JPAメンバーは常に先進の技術を以て全国にサインを送り出しています。
低炭素社会に向けて、私たちは更に省エネで超寿命なサイン、産業廃棄物の削減、リサイクル率の向上などをプラスチックサインの課題とし、その実現によって社会に貢献することを使命と考えております。
会員相互の連携により更にハード、ソフト両面での向上を図り、今日の社会の要請であるコンプライアンスの徹底、優れた都市景観や住環境の形成に努めてまいります。
会長 梶山 友希
目的
本協会は、プラスチックを素材とし、研究と加工製作および取付工事をもって広告宣伝界の発展に寄与し、あわせて協会員各位の文化的生活向上に資することを目的とする。
事業内容
本協会は前条の目的達成のため、次の各号に掲げる事業を行なう。
- 会員の経営、技術の共同研究および広告界の調査、情報提供
- 協会のPR活動および機関紙の発行
- 協会または会員の受注による業務の提携
- 協会会員の親睦の部会
- 協会の目的に関連する諸事業
組織概要
名称 | 一般社団法人 日本プラスチックサイン協会(略称 JPA) |
事務所 所在地 | 〒156-0041 東京都世田谷区大原1-63-9 アーク笹塚ビル 7F |
TEL/FAX | 03-5539-6487 |
office@sign-jpa.net | |
設立 | 平成24年3月 |
会員数 | 39社 |
役員 | 理事9名、監事2名 |
会長 | 梶山 友希 | 株式会社 フクスイ |
副会長 | 岸本 富男 | 株式会社 岸本工芸社 |
副会長 | 大森 大 | 株式会社 大広社 |
理事 | 岩嶋 邦明 | 株式会社 ニットーアド |
理事 | 大石 安彦 | 株式会社 アド・サイン |
理事 | 三好 崇弘 | 株式会社 城山堂 |
理事 | 勝部 昌夫 | 株式会社 プログレスコーポレーション |
理事 | 竹内 雄一 | 株式会社 原町サイン |
理事 | 鈴木 伊佐夫 | 株式会社 土浦アド・サービス |
監事 | 阿部 学 | ヤマト・インダストリー 株式会社 |
監事 | 小林 洋平 | 株式会社 美広社 |